話を聞かせて

feisiei

2014年04月29日 13:21


法事の帰り、実家に寄る。といっても「寄る」と言える位置関係ではなく、自宅、お寺、実家と、大きな半円を描くような移動になった。

実家では礼服から普段着に着替えて靴下を履いてくつろいで、さて帰ろうというときになってその靴下じゃ履いて来たパンプスが入らないことに思い至り、母から短い丈のストッキング(黒)を貰う。バッグも礼装用のもので服装に似合わないけどまぁいいかと思っていたら、用があってちょこっと同級生と会うことになった仰鬱症

実は法事の帰りだからこんな恰好でと言うのもわざわざな感じがしてそのままに、彼の専門知識に感謝しつつ、さささと用件を済ます。そういえば最後に会ったのは共通の友人の葬儀のときだった。あれから5年か、おぬしも年を重ねているよなぁと思ったのは最初だけで、話していれば以前のままという同級生マジック。地元にいれば昔の仲間と会う機会もあるかと思えばそうでもないらしく、でも、そういえばYのこと覚えてるYumei好用でしょと、中一のときのクラス委員長Yが、小学校でPTAの会長をしているという話を聞かせてくれて、ヘェーボタンを押しまくってしまった。

法事では、もう会えないかもしれないと思っていた伯母に会えた。
かなりボケが来ていて、同じことを何度もくり返したりトンチンカンなことも言うけれど、おしゃべりだった伯母が相変わらずおしゃべりなことにほっとした。わたしの名前を呼んで「あらまぁ、大きくなったのねぇ」と涙ぐんだのを見て笑った人もいたけれど、わたしは嬉しかった。なんだろう、ぐんと、昔に引き戻されるような懐かしさ。子どものままを今も覚えていてくれる人がいるっていうこと。「大きくなった」と言ってもらえる喜び。そうよ、おばさん、いろんなことあったけど、わたしこんなに大きくなったのよ機場快線票價



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